絵日記が苦手な小学1年生がスラスラ書けるようになる方法【まずは言葉にしてみる】

こんにちは、りくたろです。

小学1年生の子供が絵日記をなかなか書けなくて困っていませんか?

小学生になると必ず宿題で出るのが「絵日記」です。

我が家の子供も絵日記が苦手でした。

長女は思ったことをそのまま書いていくタイプで、絵日記で困ることはありませんでしたが、下の子は本当に苦手。

「今日は○○について書く」と決めていても書き始めから全く進みません。

どうすればいいのか悩んだ末、書く前に「話して」もらうことに。

すると絵日記が書けなかった下の子がスラスラ書けるようになりました。

絵日記が書けるようになると、本人の自信にもなります。

今回の記事では、「小学1年生の絵日記が書けない」を解決する方法を紹介します。

  

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絵日記が書けない理由:「言葉にするのは難しい」

思考を言語化するのは難しい

そもそも絵日記が苦手な子供は、なぜ書けないのか。

それは小学1年生にとって、頭の中で考えていることを言葉にするのは難しいから。

わが家の子供も絵日記が書けないといって、何も考えてなかったわけではありません。

何を書こうか考えてる。でも書けない状態。

言いかえると、頭の中で考えているモヤモヤした内容が上手く言葉にならい状態です。

大人でもなんとなくわかってるつもりのことを説明しようとして、上手く説明できないのに似ています。

頭の中で考えていることを整理して文章にするのは、小学1年生にとってけっこう大変な作業です。

 

まずは「話すこと」で言葉にしてみる

ではどうすれば、頭で考えているモヤモヤした内容を言葉にできるのか。

それは、書く前に「話す」ことで言葉にしてみるのが簡単。

小学1年生にとって、いきなり「書いて」言葉にするのは難易度が高いです。

パソコンで書いてるなら編集も簡単にできますが、絵日記は手書き。

うまく書けなかったら消しゴムで消さないといけません。

失敗したらとどうしようということもあり、なかなか筆が進まないこともあります。

そこでまず頭の中で考えていることを「話して」言葉にすること。

「頭の中→書く」ではなく、
「頭の中→話す→書く」とワンクッションおくことで、考えいる内容が整理でき、文章にしやすくなります。

 

話してもらいやすいようにインタビュー

マイクでインタビュー

子どもに絵日記に書く内容を話してもらうには、インタビューのように会話するだけ。

5W1Hにそってインタビューすれば、小学1年生でも簡単に言葉に変換できます。

5W1Hとは、下記の英単語の頭文字を取ったものです。
伝えたい内容を5W1Hにそって質問していきます。

  • 「When:いつ」
  • 「Where:どこで」
  • 「Who:だれが」
  • 「What:何を」
  • 「Why:なぜ」
  • 「How:どのように」

質問の具体例

・絵日記は何のことについて書きたいの?(タイトル)
・いつどこへだれと行ったの?(Wen,Where,Who)
・そこで何をした?(What)
・なぜそれをしたの?(Why)
・その体験でどのように感じた?(How)

これらの内容を絵日記を書く前に子どもに会話するように質問して、答えてもらいます。

書く内容を話してみることで、子どもも頭の中で考えていたことが整理でき、絵日記がすんなり書けるようになります。

 

我が子の絵日記の実例を紹介

実際に小学1年生の我が子に実践してみた実例を紹介します↓


今日はどんな内容の絵日記にするの?

ステーキのどんにいったことを書く!

 

いつ誰とステーキのどんに行ったの?

今日、家族みんなとおじいちゃんと行ったよ!

  

ステーキのどんに行って、何をしたの?

横綱ハンバーグを食べた。

 

横綱ハンバーグってどんなハンバーグ?食べてみてどう思った?

ハンバーグが筆箱くらい大きくて、お腹いっぱいになった!

 

みんなで食事してどうだった?

おじいちゃんの話が面白かったよ。


頭で考えていたことを自分の言葉にできたので、いきなり書き始めるのと比べ、だいぶハードルが下がりました。

そして子供が書いた絵日記の文章になったのがこちら。

だい名「ステーキのどんへいった」

きょうステーキのどんへいきました。
おじいちゃんとかぞくぜんいんでいきました。
ぼくは、よこづなハンバーグをたべました。
ふでばこくらいありました。
ひとりでたべました。おなかいっぱいになりました。
おじいちゃんのはなしは、とてもおもしろかったです。
またいきたいです。

これで130字ほど。

一度話してもらうことで、子供はスラスラ書けるようになります。

もし文章が短いなと思ったら、追加でインタビューしましょう。

先ほどの例で言うと、下記のような感じです。

・ハンバーグはどういう風におしかったの?
・おじいちゃんの話のどこがおもしろかったの?

子どもの答えに対し、もう少し深堀りするような質問をすることで、内容に厚みがでるよ。

  

絵日記の書き方まとめ

今回は「絵日記が苦手な小学1年生がスラスラ書けるようになる方法」について書きました。

小学1年生だと、まだ自分が頭で考えていることをいきなり「書く」のは難しいです。

まずは「話す」ことで、自分の考えを整理します。

親が5W1Hを意識していつのも会話のようにインタビューすれば、子供は考えている内容を自分の言葉にできます。

書いている途中で止まってしまうこともありますが、そのときは先ほどの質問をもう一度繰り返しましょう。

子どもも話した内容を思い出し、またどんどん書き進めます。

 

この方法で我が家の息子は絵日記が書けなくて困ることはなくなったよ。

 

いつまでたっても絵日記を書き始めない子供をみていると「早く書いてっ!」と言ってしまいそうになりますが、そこはグッとこらえて。

子どもが書けずに悩んでるときは、まずは5W1Hをベースに絵日記に書きたい内容を言葉にさせてみてください。

何回かやると子供も絵日記への苦手意識もなくなってきますよ!

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