ニジイロクワガタの飼育って難しの?
こんにちは!
6歳の息子と9歳の娘がいるりくたろです。
小さな子どもがいると、
「カブトムシやクワガタムシを飼いたい!!」といわれたことがあるのではないでしょうか。
りくたろの家でもカブトムシやクワガタを飼っていました。
そして、今はニジイロクワガタを飼育しています。
ニジイロクワガタを飼う前は、外国産のクワガタって飼うのが難しいんじゃないのか?と考えていました。
しかし、実際にニジイロクワガタを幼虫から飼ってみて、飼育はりくたろのような初心者にも簡単でした。
気をつけるポイントは「冬の温度管理」だけ。
この記事では、ニジイロクワガタの飼育に挑戦しようか考えてるあなたにニジイロクワガタの飼い方を解説していきます。
それではニジイロクワガタの飼育方法をみていきましょう!
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ニジイロクワガタとは?
ニジイロクワガタは外国のクワガタですがどこの国のクワガタなんでしょうか??
ニジイロクワガタはオーストラリアやニューギニアの熱帯にすんでいます。
頭についている2本の上へ反った突起は一見するとカブトムシのような「ツノ」にも見えますが、クワガタとおなじ「アゴ」です。
ニジイロクワガタのからだは、タマムシのような金属光沢があり、「世界一美しいクワガタムシ」ともいわれています。
背中側だけでなく、腹側までニジイロです。
ニジイロクワガタは熱帯にすんでいるため、日本のクワガタのように冬眠することはなく寿命は1~2年です。
ニジイロクワガタの飼育は、カブトムシやクワガタと同じで簡単です。
ただし、寒い時期の温度管理には気をつけましょう。
冬の温度管理のやり方
ニジイロクワガタはもともと熱帯に生息するクワガタなので寒さに弱いです。
10℃を下回ると寒さで死んでしまうようです。
虫かごを置いてある部屋の室温が10℃以下にならないように気をつけましょう!
りくたろは寒冷地である長野県にすんでいます。
冬になると暖房の効いていない部屋は10℃を下回ります。
ですので、冬は虫かごをエアコンのついていることの多いリビングにおいていました。
夜ねるときエアコンを切り、朝起きた時にリビングの室温をはかると寒いときで12~13℃でした。
ギリギリ10℃は下回ってませんが、このままではニジイロクワガタが死んでしまうかもと寒さ対策をしました。
- 幼虫を菌糸ビンで育てている時は、菌糸ビンを段ボールに入れてすき間に新聞紙をつめていました。
- 成虫の時は、保温のため虫かごに新聞紙をかぶせてフタをしていました。
この対策でニジイロクワガタは長野県の厳しい冬を越えることができました。
冬の温度管理をしていれば、幼虫は菌糸ビンに入れたまま放置、成虫は普通のカブトムシやクワガタムシと同じように2日に1回、エサの交換と霧吹きをするだけでOKです。
ニジイロクワガタはケンカするので単頭飼育がベター
ニジイロクワガタの個体をきれいに保つのであれば、1匹ずつ虫かごで飼うようにしましょう。
ケンカをして、足を切られます。
りくたろはメスを4ひき同じ虫かごに入れて飼っていましたが、最後には足が6本そろっているメスはいませんでした。
また、先に足を切られたメスから順に死んでいきました。
ケンカして傷つくと寿命に影響がでるので、できれば多頭飼育ではなく、虫かごに1ぴきずつ入れて飼う単頭飼育がいいと思います。
ニジイロクワガタのエサは普通の昆虫ゼリーでいいの?
ニジイロクワガタのエサは、普通の昆虫ゼリーで大丈夫です。
りくたろは、ニジイロクワガタにダイソーの昆虫ゼリーをあげていました。
カブトムシやクワガタは成虫になれば体は大きくなりません。
ニジイロクワガタの成虫に高価なゼリーをあげても体長は大きくならないです。
高価なゼリーで飼育すれば、ニジイロクワタガの寿命はのびるかもしれません。
しかし、寿命を伸ばしたいなら、飼育環境(多頭飼育しないなど)を整えた方が長生きすると思います。
ホームセンターやAmazonなどもみましたが、100均のダイソーの昆虫ゼリーが一番コスパがよかったです。
ニジイロクワガタのエサ代を計算してみると・・・
ダイソーの昆虫ゼリーは100円で20個はいっているので1個あたり5円。
2日に1回ゼリーをかえるとして、月15個使用。
1か月のエサ代は、5×15円=75円。
ニジイロクワガタ1ぴきあたりエサ代は75円/月です。
1か月で1ぴきあたり100円以下ですみます。
ペットのエサ代としてはかなり安いと思います。
ニジイロクワガタ飼育記
りくたろのニジイロクワガタの飼育を振り返っていきます。
ニジイロクワガタの幼虫を5匹購入しました。
大きく育てるには、菌糸瓶で育てた方がいいようなので、初めて菌糸ビンで育てることにしました。
今はAmazonなどネット通販で簡単に菌糸ビンを買えるので便利な時代になりました。
幼虫が餌をたべると菌糸ビンの色が白色→茶色に変わっていきます。
これを「食痕」といいますが、7~8割茶色にかわると菌糸ビンの交換時期です。
食痕がすすんできたため1月ごろに菌糸ビンを一度交換しました。
幼虫1匹につき800ccの菌糸ビンが、成虫になるのが早い個体で2本、遅い個体でも3本あれば成虫になりました。
ニジイロクワガタの幼虫が菌糸ビンの中で動き回っている時は、「ガリッガリッ」と大きい音がします。
夜はまわりが静かになるので、寝室にいても耳をすませば聞こえるくらいの音でした。
この音で寝れないというはなかったですが、虫嫌いなツマの評判はよくなかったです。。
冬場は寒さ対策のため、先ほど書いたように菌糸瓶をダンボ―ルにいれてそのままリビングに放置していました。
菌糸ビンの様子をときどきみると3月頃から蛹→成虫に羽化をはじめました。
蛹~羽化したばかりの時期が振動などのストレスに一番弱いようです。
羽化したニジイロクワガタが自分で菌糸ビンの口に上がってくるまで待ってから虫かごに移し替えます。
幼虫からキレイな金属光沢のあるニジイロクワガタになった姿をみて子供たちは大興奮でした。
6月には5匹とも蛹から羽化して、成虫になりました。
一番早い個体と遅い個体では、成虫になるのに3か月くらい差がありました。
性別はオス1ぴきでメス4ひきでした。
オスは1匹で飼育、メスは4匹同じ虫かごで飼育しました。
2~3日に1回、6歳の息子とゼリーを交換しました。
息子はゼリーを交換するときに、楽しそうに霧吹きをかけてました。
メスは多頭飼育していた影響もあってか冬を迎える前に2匹死んでしまいました。
2018年の冬は、オス1ぴき、メス2ひきが成虫のまま冬をむかえました。
長野県の冬を乗り切るために、幼虫とおなじようにダンボールにいれて寒さ対策をしようと考えました。
しかし、エサを交換するときにダンボールに入っているとめんどうになるので、虫かごに新聞紙をかぶせてフタをするだけにしました。
家の中で一番あたたかいリビングも朝方は12~13℃になります。
冬の時期、ニジイロクワガタはウッドチップや止まり木の下に隠れていることが多かったですが無事に3匹とも冬を越しました。
2019年9月ごろ2匹のメスが弱りはじめ、2匹とも相次いで死んでしまいました。
オスはまだ弱ることなく生きています。
ニジイロクワガタ飼育のまとめ
ニジイロクワガタの飼育は初心者でも簡単です。
冬の温度が10℃を下回らないよう気をつければ大丈夫です。
ニジイロクワガタをまわりに飼ってる人はとても少ないです。
息子の友達が家に遊びにきたときは、珍しかったようでニジイロクワガタの観察会になっていました。
息子もうれしかったようで、ニジイロクワガタを自慢げに紹介していました。
ニジイロクワガタを飼育みてみようか悩んでいる方は、難しくないので飼育してみてはいかがでしょうか?
どうも、りくたろでした!
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