数万円のワイヤレスイヤホンは音質がいいとわかっていても、なかなか手が出せませんよね。
とはいえ安いイヤホンを買って後悔もしたくない。
アンダー1万円での購入を考えている方に、ノイキャンがしっかり効くワイヤレスイヤホンがサウンドピーツから登場。
それが「SOUNDPEATS Mini Pro HS」です。
- 日本オーディオ協会が認めた品質
- 実用的なノイズキャンセリング
- 軽量ながらイヤホン単体で最大8時間
- スマホゲームがめっちゃ楽しくなる
- アプリ対応でイコライザー調整可
- 装着センサーなし
- タップ操作で曲戻し/10秒戻しできない
- マルチポイントなし
SOUNDPEATS Mini Pro HSは7,000円台のワイヤレスイヤホンながら、ハイレゾ音源の高音質なサウンドを奏でます。
ノイズキャンセリング想像以上に効くので、雑音が気になる通勤やカフェでの作業でも自分だけの世界に。
今回の記事では、Mini Pro HSを実際に使ってわかったメリット・デメリットを紹介していきます。
本記事の作成にあたりSOUNDPEATS社から商品を提供いただきました
動画でレビューをチェックしたい方はこちらをどうぞ
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SOUNDPEATS Mini Pro HSのスペック・付属品・外観
まずはSOUNDPEATS Mini Pro HSのスペック・外観を紹介してきます。
機種 | Mini pro HS |
---|---|
イヤホンタイプ | カナル型 |
重さ | イヤホン片側:5g ケース込み:38g |
再生可能時間 | イヤホン単体:約8時間 ケース込み:約28時間 |
ドライバー構成 | 10mmドライバー |
対応コーデック | LDAC/SBC/ AAC |
接続方式 | Bluetooth 5.2 |
ノイズキャンセリング | 〇 (最大40dB低減) |
充電方式 充電時間 | USB-C 1.5h |
防水防塵 | IPX5 |
片耳モード | 〇 |
外音取り込み | 〇 |
マルチポイント | - |
アプリ対応 | 〇 |
定価(税込) | 7,980円 |
SOUNDPEATS Mini Pro HSは7,000円台ながらハイレゾ音源をロスなく再現できるLDACコーデックに対応。
最大40dB低減させるアクティブノイズキャンセリンは同価格帯ではトップクラス。
急に雨が降ってきたり、ランニングで汗をかいても大丈夫なIPX5の防水性能も備えています。
SOUNDPEATS Mini Pro HSの付属品は下記のとおりです。
・SOUNDPEATS Mini Pro HS本体
・充電ケース
・USB-C充電ケーブル
・イヤーピース(S/M/L)
・取扱説明書
イヤーピースはS/M/Lの3サイズ付属しています。
自分はMサイズがピッタリでした。
取扱説明書は日本語でもかかれており、操作方法をサクッと確認できます。
マットな黒に金箔をまぶしたようなデザインの充電ケースは、安っぽさは感じません。
ケースサイズは、よこ6.0cm×たて4.8cm×厚み2.3cm。
ちょうど手で握るとケース全体をつかめるサイズ感です。
ロゴの下には充電インジゲーターがありケースの充電残量がおおよそわかります。
・緑 →バッテリー残量50%以上
・オレンジ→バッテリー残量10%~50%
・赤 →バッテリー残量10%未満
ケースの裏側にUSB-Cの充電口があります。
1.5時間でフル充電でき、ケースを含めて最大28時間も再生ができます。
SOUNDPEATS Mini Pro HSのケースはワイヤレス充電には対応していません。
ケースのふたをあけると、黒地に金色のロゴが入ったイヤホンが登場。
イヤホンとケースはマグネットで固定されています。
黒×金のカラーリングがカッコいいね!
カナル型のイヤホンはめちゃくちゃコンパクトです。
実際にSOUNDPEATS Sonicと比べると、2まわりほど大きさが違います。
SOUNDPEATS Sonicはイヤホン本体に厚みがあり、装着時に耳から出っ張って見えるのが気になっていました。
SOUNDPEATS Mini Pro HSはコンパクトになった分、装着時もすっきりした印象に。
着け心地は可もなく不可もなくといったところですが、ランニング時もはずれそうになることもありませんでした。
イヤホンの重さは片側5gと軽量です。
ケースを含めて38gと、ポケットに入れて持ち歩いていも、重くて邪魔になることもありません。
SOUNDPEATS Mini Pro HSのイヤホン操作は下記のとおりです。
※表はスクロールします
操作 | L | R |
---|---|---|
音量を上げる | ― | 1タップ |
音量を下げる | 1タップ | - |
再生/停止 | 2タップ | 2タップ |
次の曲へ | ― | 1.5秒長押し |
ANC / 外音取り込み / ノーマル | 1.5秒長押し | ― |
ゲーム(低遅延)モード | 3タップ | ― |
音声アシスタント | ― | 3タップ |
ペアリングモード | 6秒長押し | 6秒長押し |
電話を受ける | 着信中に2タップ | 着信中に2タップ |
通話拒否 | 着信中に1.5秒長押し | 着信中に1.5秒長押し |
通話終了 | 通話中に2タップ | 通話中に2タップ |
SOUNDPEATS Mini Pro HSに物理ボタンはなく左右のイヤホンでタッチ操作します。
L側を1.5秒長押しでノイズキャンセリングや外音取り込みモードに。
音声アシストにも対応し、Alexa/Googleアシスタントで聴きたい曲にすぐにたどりつきます。
クリアな音声で電話やリモート会議でも使えるね!
SOUNDPEATS Mini Pro HSのレビュー
実際に使用して感じたSOUNDPEATS Mini Pro HSの特徴をレビューしていきます。
SOUNDPEATS Mini Pro HSは日本オーディオ協会が定めた一定の性能・品質を満たしたオーディオ製品に対して付与されるハイレゾロゴ認定イヤホンです。
ハイレゾ音源を高音質なサウンドで楽しめるLDACコーデックに対応します。
音質にそこまで強いこだわりのない自分が聴いても、正直ハイレゾ再生になったからといっても違いはほとんどわかりません。
それよりも「サウンドピーツって中華製で怪しくない?」と思ってる方にとっては、日本オーディオ協会が品質にお墨付きを与えているので安心して買えますよってこと。
Amazon売り上げランキングでも無名中華メーカーのイヤホンが上位にきていますが、SOUNDPEATSはそういうメーカーとは一線を画しているクオリティであることがハイレゾロゴからもわかります。
値段以上のクオリティがSOUNDPEATSの魅力です。
SOUNDPEATS Mini Pro HSは最大40dB低減するアクティブノイズキャンセリング(ANC)に対応。
まわりの音がうるさく、作業に集中できない・音声が聞き取りにくいシーンで効果を発揮します。
エアコンの風量MAXにし、ゴォーと風がくる場所で、音を聴き比べてみると全然違いました。
めちゃくちゃノイキャンの効果あり!
Lを1.5秒長押しでANCをオンにすると、音を消す膜が2重に張られたくらいに周囲の雑音が消えます。
実際に外を歩いてみても車の走行音が2段階ほど軽減していました。
音質にそこまでこだわりありませんが、ANCはやっぱり必須です。
ACNがあると通勤やカフェなどでまわりの音を自在に消せるので、ワイヤレスイヤホン買った時の満足感がグッと上がります。
7,000円台ながらここまで使えるACNがあると、使い道が広がるね。
SOUNDPEATS Mini Pro HSは立体感のある音を奏でます。
同じような価格帯のRedmi buds 3 proとの比較してみました。
Redmi buds 3 proは低音が響いてこないなので、オーディブルやビジネス系YouTubeなど人の声が聞きやすい印象。
一方SOUNDPEATS Mini Pro HSは低音が響き立体感の音が出るので、音の臨場感がより伝わってきます。
音楽をしっかり楽しみたい人に向いているワイヤレスイヤホンです。
SOUNDPEATS Mini Pro HSは小型ながらイヤホン単体で8時間も再生できるロングバッテリーを搭載しています。
ケースを含めると最大28時間も再生可能。
通勤+休憩時間に毎日イヤホンを使っても充電は週1回で済みます。
充電するのが面倒くさい人にピッタリなワイヤレスイヤホンです。
最後に充電したのがいつか覚えてないくらいバッテリーが持ちます。
スキマ時間ができるとスマホゲームで遊んでしまいますよね。
SOUNDPEATS Mini Pro HSをつけながらプレーするとスマホスピーカーよりも臨場感ある音で、ゲームの迫力が1.5倍増しになります。
そのままSOUNDPEATS Mini Pro HSでゲームしてもほとんど音の遅延も気になりません。
とはいえアクション系ゲームだとごくわずかですが音のズレを感じます。
そんなときは左側(L)を3回タップでゲーム(低遅延)モードに。
ゲームモードにすれば、わずかに気になっていた音のずれもなくなり、迫力ある音でゲームへの没頭感が格段に上がります。
スマホゲームするときにわざわざイヤホンをつけたくなるくらいゲームが楽しくなる!
「SOUNDPEATS」アプリにも対応。
スマホアプリから音量調整やノイズキャンセリングのON/Offができるだけなく、イコライザー調整もできます。
イコライザー調整のやり方がわからないっていう方にもアプリでどの音域がどの程度聞こえているかチェックでき、自動で最適なチューニングをしてくれます。
ぶっちゃけ調整したからといって劇的に音質が変わるわけではありませんが、自分にぴったりに調整されていると思うと愛着が湧いてきます。
SOUNDPEATS
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イマイチなところ
SOUNDPEATS Mini Pro HSを実際に使用して感じたイマイチなところ(デメリット)は下記のとおり。
それぞれ紹介していきます。
SOUNDPEATS Mini Pro HSは装着センサー非搭載。イヤホンを外しても曲は自動で止まりません。
外音取り込み(パススルー)モードもあり、コンビニでの会計くらいのやりとりはイヤホンつけたままで全然問題ありませんが、しっかり会話する時はイヤホンを外さないと相手に失礼となる場合も。
休憩時間にYoutubeをみているとき、職場の仲間に「コレってどうなってるんでしたっけ?」と話しかけられるとイヤホンを外して会話します。
イヤホンをはずしてしまうと、会話している間にどんどん内容が進んじゃう。
L(もしくはR)2回タップで再生を停止してから外せばいいだけですが、とっさに話しかけられるとそのままイヤホンをとってしまうんだよね。
装着センサー非搭載なので、イヤホンをはずす際には再生を止めるひと手間が必要です。
SOUNDPEATS Mini Pro HSはイヤホンのタッチ操作で曲戻し・10秒戻しができません。
タッチボタンの割り振り的にはできそうな気がするけど、アプリからも変更できない。
AudibleやYouTubeを聞いているとき、ふと違うことを考えたりすると内容が抜けることがあります。
そういう時に10秒戻しできれば助かりますが、イヤホンのタッチ操作ではできないため、スマホで操作しないといけません。
タッチ操作で曲戻し/10秒戻しができればもっと使い勝手がよくなると感じました。
コンパクトなカナル型イヤホンゆえにケースから出し入れするとき、イヤホンを落としそうになることがあります。
とくに冬場、手がかじかんでいたり手袋をしていたりするとほんと落としそう。
カナル型イヤホンの弱点といえばそれまでですが、駅のホームやつり橋(そんなシーンあるかわからないが)での着脱はおすすめしません。
落としても大丈夫なところで装着するようにしましょう。
Mini proとの比較
Mini proの上位版がMini pro HSで、どこが違うのか気になる方も多いと思います。
そこで2機種の違いを比較していきます。
※表はスクロールします
機種 | Mini pro HS | Mini pro |
---|---|---|
イヤホンタイプ | カナル型 | カナル型 |
重さ | イヤホン片側:5g ケース込み:38g | イヤホン片側:5g ケース込み:38g |
再生可能時間 | イヤホン単体:約8時間 ケース込み:約28時間 | イヤホン単体:約7時間 ケース込み:約21時間 |
ドライバー構成 | 10mmドライバー | 10mmドライバー |
対応コーデック | LDAC/SBC/ AAC | aptX Adaptive/SBC/ AAC |
接続方式 | Bluetooth 5.2 | Bluetooth 5.2 |
ノイズキャンセリング | 〇 (最大40dB低減) | 〇 (最大35dB低減) |
充電方式 充電時間 | USB-C 1.5h | USB-C 2h |
防水防塵 | IPX5 | IPX5 |
片耳モード | 〇 | 〇 |
外音取り込み | 〇 | 〇 |
マルチポイント | - | - |
アプリ対応 | 〇 | 〇 |
定価(税込) | 7,980円 | 6,680円 |
SOUNDPEATS Mini Pro HSが1,300円高くなりますが、機能面の違いは下記のとおりです。
・カラーが黒×銀→黒×金へ
・ケース込み再生時間が21時間→28時間へ
・aptX Adaptive→LDACコーデック対応
・ノイキャンが35dB→最大40db低減へ
これらの機能の違いをふまえて、
・高音質なサウンドにこだわりたい
・充電するのがめんどう
・黒×金のカラーリングが好き
という方は上位版のSOUNDPEATS Mini Pro HSがおすすめです。
SOUNDPEATS Mini Pro HS レビューまとめ
本記事ではSOUNDPEATS Mini Pro HSを実機レビューしました。
SOUNDPEATS Mini Pro HSは7,000円台ながら日本オーディオ協会が認定したハイレゾ音源を再現できるクオリティ。
同価格帯の中ではトップクラスのノイキャン性能で、周囲の雑音が気になる電車の中でもオーディブルやYoutube視聴を思う存分に楽しめます。
- 日本オーディオ協会が認めた品質(LDAC対応)
- 実用的なノイズキャンセリング(最大40dB低減)
- 軽量ながらイヤホン単体で最大8時間
- スマホゲームがめっちゃ楽しくなる
- アプリ対応でイコライザー調整可
- 装着センサーなし
- タップ操作で曲戻し/10秒戻しできない
- マルチポイントなし
「アンダー1万円で作業に集中できるしっかり効くノイキャンがほしい」という方にとってベストチョイスなワイヤレスイヤホン。
SOUNDPEATS Mini Pro HSは価格とクオリティがちょうどいいところでベストマッチ。
ノイキャンでまわりの雑音を消して作業できれば、7,000円ならすぐにもとがとれます。
SOUNDPEATS Mini Pro HSで思うままに音楽やyoutubeを楽しみましょう。
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