本記事ではHUAWEI FreeClipを実機レビューしていきます。
なんとこれ「知恵の輪」みたいな今までに見たことない独特の形のイヤホン。
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でも使ってみたら、いい意味で裏切られました。
左右が同じ形なので、つける時に右か左かで悩むこともなし。
耳栓タイプ(カナル型)ではないため、耳穴が痛くなることもありません。
しかも音質まで想像以上でした。
本記事では、そんなHUAWEI FreeClipを使ってみてわかったメリット・デメリットを紹介していきます。
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HUAWEI FreeClipのスペック
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HUAWEI FreeClipは、パープルとブラックの2色展開。
イヤーカフのように装着する新しいタイプのオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンです。
パープルならまるでアクセサリーのように装着できます。
外観をレビュー
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それではHUAWEI FreeClipの外観をレビューしてきます。
開封するとさっそくHUAWEI FreeClip本体が登場。
オープンイヤ-のイヤホンってカナル型(耳栓型)イヤホンに比べるとデカくなりがちですが、思った以上にコンパクト。
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付属品は下記のとおりです。
・HUAWEI FreeClip本体
・充電コード
・取扱い説明書
ワイヤレスイヤホンによくある標準的な内容。
充電コードは、USB-A&USB-Cです。
ワイヤレス充電にも対応します。
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HUAWEI FreeClipの本体は、5.9cm × 5.2cm × 2.7cm。
ちょうど親指と人差し指でCの文字を作るとそこにスッポリと入り込むサイズ感。
つやけしの金属光沢があり、高級感が漂います。
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下側にはUSB‐Cの充電口があります。
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ケースの裏側もシンプルなデザインです
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写真だと少し見にくいですが、右側面にボタンがあります
このボタンを長押しすることでBluetooth接続の待機状態になり、スマホや PCと接続できます。
接続が完了すると「ピンっ」と音がなり、接続されたことが簡単にわかるようになってました。
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ケースを開けるとイヤホンが登場。
イヤホン本体は ツヤありでブラックに光っています。
ちょうどフックが上を向いて、とりやしだしやすい形に。
ワイヤレスイヤホンって本体から取り出す時に落としそうになった経験がある人も多いと思いますが、Huawei フリー クリックならそんな心配もありません。
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手に取ってみるとほんと小さい。
サイズは約2.6cm × 2.2cm × 2.5cm
オープンイヤー型イヤホンの中では最小サイズ。
C-bridge Designで、C字型をしています。
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左側の耳裏で支える側は「コンフォートビーンズ」、右側の耳穴に入れる側は「アコースティックボール」という名前がついてます。
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上からみても、やっぱり小さい。
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アコースティックボールとコンフォートビーンズをつなぐブリッジ部分には、ニッケルチタン形状記憶合金製を使用。
おもちゃのようにグニャグニャと簡単に変形します。
曲げても形状記憶なので元の形にスッともどります。
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イヤホンの重さは 片側6g。
オープン型イヤーの中では最軽量クラス。
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ケースを含めても56g と、カバンやポケットに入れて持ち運びもラクラク。
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オープンイヤー型イヤホンで人気のSOUNDPEATS GoFree2と比較すると、サイズ感の違いがよくわかります。
HUAWEI FreeClipはめちゃくちゃ小さく、ポケットにいれてもジャマにならないサイズ。
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メインに使用しているSOUNDPEATS Capsule3 Proと比べるとこんな感じ。
カナル型イヤホンと比べても、サイズ感はほぼ変わりません。
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着け心地をレビュー
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HUAWEI FreeClipのつけ心地をレビューしていきます。
つけ心地がどうなのか不安な部分もありましたが、結論としては耳が痛くなることもなく快適そのものでした。
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装着方法は、まずアコースティックボールを耳穴に合わせ、コンフォートビーンズを耳後ろに引っかけます。
今までにない独特な形状なので装着しづらいのかなと思っていましたが、ビックリするくらい簡単につけれました。
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イヤホンの引っ掛ける部分(ブリッジ)の柔軟性が高く、自分用につくられたのではないかと思うくらいにピッタリ。
どうやら1,0000人以上の耳の形を研究しつくしたデザインなので、「耳の形にあうかわからない…」なんて心配も必要ありません。
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耳裏に引っかけるコンフォートビーンズを上下に動かして最適な位置にフィットさせます。
自分はちょっと下側にした方がフィットする印象がありました。
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インイヤー(耳栓型)イヤホンに比べて、耳を圧迫されてる感じがしないのでとっても開放的。
耳自体でイヤホンの重さを支えるので、耳への負担が心配な部分はありましたが、片側6gと軽量なこともあり、ほとんど気になりません。
慣れてくると、つけていることさえ忘れさせてくれるくらいの装着感でした。
外出した時に6時間ほどつけっぱなしでしたが、違和感や痛みで外したいと思うこともなかったです。
ランニング時も、落ちそうになることなくしっかりホールドされていました。
箱根駅伝の山の神である神野大地選手も3分30秒/kmのペースで走っても、まったく問題なかったとお墨付き。
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もちろん耳の横にクリップするだけなのでメガネと併用もOK。
オープンイヤー型のイヤホンだとメガネに干渉してしまうこともありますが、フリークリップだとそんな心配もありません。
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HUAWEI FreeClipの一番の特徴は、左右のイヤホンが同じ形であること。
それゆえイヤホンをつけるときに右か左かを悩むストレスがありません。
筆者はワイヤレスイヤホンつける時に右と左を間違ってしまうことが結構ある方なんですけど、そんなの気にせず装着できます。
装着すればイヤホンが自動的に右左を判別。
うまく判別しない時は、一度頷くようなポーズをすば識別してくれます。
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ケースにイヤホンをもどす時に、左右を気にせず収納できるのもポイント高い。
他のワイヤレスイヤホンだと右と左が逆になるとケースに入らないですが、HUAWEI FreeClipはそんなの構えなしにサクっと収納できます。
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音質をレビュー
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HUAWEI FreeClipの音質をレビューしていきます。
オープンイヤー型ってどうしても音質落ちるかなっていう印象があったんですけど、いい意味で予想を裏切られました。
YOASOBI のアイドルを聴いても、中~高音がキレイにのびてクリアに聞こえるし、低音もしっかり響きます。
- SBC/
- AAC
- L2HC
HUAWEI FreeClipの対応コーデックは上記のとおり。
L2HCがハイレゾに相当するHuaweiの独自コーデックですが、Huawei スマホしか対応しません。
Googleアプリが使えないHuawei スマホを持っている日本人なんてほぼいないので、実質ハイレゾ対応はなし。
とはいえ音質は10,000円クラスのハイレゾ対応ワイヤレスイヤホンを超えてました。
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実際にオープンイヤー型でコスパ 抜群 で人気のSoundpeats Go Free2 と比較してみました
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SOUNDPEATS GoFree2はハイレゾ対応(LDAC)しますが、HUAWEI FreeClipは非対応です。
しかし音質を聞き比べてみると、HUAWEI FreeClipの方が明らかに格上。
おそらくスピーカーがより耳に近いところにくる分、サウンドが響き、立体感や臨場感があります。
音を伝送するコーデックよりも、本体そのもののポテンシャル高さが重要であることを改めて感じました。
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HUAWEI FreeClipはアプリ「 Huawei AI Life」に対応します。
このアプリで、音質の変更ができます。
※本体のアップデートも Huawei AI Lifeから行います
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アプリで変更できる音質は下記の4種類。
- 高揚
- デフォルト
- 高音強調
- 音声
デフォルトがめちゃくちゃいい感じ。
こもり感のないクリアな音でボーカル・ギター・ドラムの音がはっきりと聞こえます。
低音もしっかり響いて、中~高音もイヤホンが無理をしてない余裕を感じる音の伸び。
高揚にするとハイハットなどが前面に出てきて、ライブ感が強くなるイメージ。
音声にすると、ボーカルが前に出て聞きやすくなります。
強いて言うなら2万円台という価格帯を考えると、イコライザーがなく細かい調整ができないところが弱点かもしれません。
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HUAWEI FreeClipは独特の形なので、通話時の音声を拾えるのか心配でしたが、それも問題なかったです。
Webミーティングや通話に使用しましたが、自分の声もはっきり相手に届いていました。
ただオープンイヤー型なので、周りの音がうるさいと聞きとりづらくなることも。
強風の時に外で通話したら、風の音が邪魔し、音量を上げないと相手の声が聞き取りづらく感じることがありました。
とはいえ、家の中で子供の気配を感じながら会議や作業したい人にはピッタリです。
オープンイヤー型のイヤホンで気になるのが音漏れですよね。
HUAWEI FreeClipは通常の音量で聞く分には、周囲に音漏れすることもなかったです。
オープンイヤー型にもかかわらず、スピーカーが耳穴に近いポジションにあることが、音漏れしない一因になっているのかなと感じました。
よほどの大音量で聞かない限り、周りに気を使う心配もありません。
その他の特徴を紹介
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HUAWEI FreeClipのその他の特徴をまとめました。
- IP 54の防水性能
- マルチポイント対応
- イヤホン単体で最大8時間のバッテリー
IP54の防水性能があり、雨や汗でぬれる程度は問題なし。
マルチポイントに対応し、パソコンとスマホのBluetooth切り替えもストレスフリー。
バッテリーもイヤホン単体で8時間(ケース含36時間)なので、1週間の旅行・出張に行くときも充電なしでこなせます。
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HUAWEI FreeClipの操作方法
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HUAWEI FreeClipの操作は上記の通り。
操作 | 左イヤホン | 右イヤホン |
---|---|---|
音量を上げる | - | - |
音量を下げる | - | - |
再生/停止 | 2タップ | 2タップ |
曲戻し | 3タップ | - |
曲送り | - | 3タップ |
音声アシスタント | 2タップ (アプリで設定) | 2タップ (アプリで設定) |
電話を受ける・切る | 2タップ | 2タップ |
本体のどこをタップしても反応します。
ブリッジ部分か裏のコンフォートビーンズを触れば操作しやすかったです。
ただイヤホン本体で音量調節ができないのが、個人的にはちょっと不満でした。
操作方法はアプリで自分好みに変更できます。
実際に使用してよかったところ
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- 耳が痛くならない装着感
- オープンイヤー型&ハイレゾ非対応なのに音質が想像以上
- イヤホンに左右がない
HUAWEI FreeClipを実際に使用し、良かった点をまとめました。
着け心地と音質を高次元で実現しているのが特徴です。
イヤホンに左右がなく、装着するときに右左を考えなくもいいのが、ちょっとしたことですがとっても気に入りました。
イマイチだったところ
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- アクティブノイズキャンセリングがない
- マスクを外すときは注意
- イヤホンで音量を調整できない
HUAWEI FreeClipの一番の弱点はアクティノイズキャンセリングがないこと。
これは耳を塞がないタイプのイヤホンの宿命ですが、耳栓効果がない。
ノイキャンで「自分だけの世界に入って作業に集中したい!」という使い方には向いていません。
とはいえ、子供の様子などを気にしたい人や、通勤時に車・自転車の気配を感じたい人には使い勝手のよい面も。
また耳に挟みこむイヤホンなので、マスクを外す時にイヤホンが一緒に落ちてしまいます。
外でご飯食べるときにマスクを外したら、イヤホンまで落ちてしました。
幸いキズはつきませんでしたが、イヤホンをはずしてから、マスクをとるように注意する必要があります。
HUAWEI FreeClipがおすすめな人
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HUAWEI FreeClipは下記のような人におすすめです。
- 耳栓タイプのイヤホンだと耳が痛くなる
- 周りの気配を感じながら作業したい
- カフスのような独特のデザインが気に入った
- 通勤時のイヤホンをさがしている
- ランニング、筋トレ時に使うイヤホンがほしい
何と言っても一番は、デザインです。
イヤホンをつけてるように見えない形が特徴で、このデザインが気に入ったならおすすめ。
オープンイヤー型で周囲の気配が感じられるため、スポーツ時や通勤時にも使いやすいです。
とはいえHUAWEI FreeClipの定価は27,800円と、なかなか簡単に手が出る価格ではありません。
でも3年間使用すると1日あたり25.3円。
安物のイヤホンを買ってすぐにダメにするようなら、HUAWEI FreeClipを長く愛用するのもありだと思います。
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ファーウェイクリップ まとめ
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本記事ではHUAWEI FreeClipをレビューしました。
HUAWEI FreeClipのよかったところ・イマイチだったところは下記のとおりです
・耳が痛くならない開放的な装着感
・オープンイヤー型なのに音質が想像以上
・左右がなく、着ける時にラクチン
・アクティブノイズキャンセリングがない
・イヤホンで音量を調整できない
・マスクを外すときにイヤホンが落ちないよう注意
ノイキャンはありませんが、周囲の気配が感じれるため、子供を見ながら作業するのにちょうどよいイヤホンでした。
この独特のデザインがオシャレだと感じるなら、おすすめできるイヤホンでした!
![](https://rikutaro.jp/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
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![](https://rikutaro.jp/wp-content/uploads/2023/10/s-GT4-160x160.jpg)
![](https://rikutaro.jp/wp-content/uploads/2023/12/s-Gofree2-160x160.jpg)
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