EBLポータブル電源500W:アウトドアから停電時まで、全ての電源問題を手軽に解決!

 

『大雨の影響で○○県で停電が発生してます。』

そんなニュースを毎月のように耳にしますよね。

停電したとき役に立つのが、ポータブル電源。

りくたろ
りくたろ

スマホの充電だけでなく、パソコンや電気毛布などの家電も動かせる!

  

今回は停電時にポータブル電源を備えておきたい人にとって、価格が手ごろな「EBLポータブル電源500W」 をレビューしていきます。

メリット
  • 大容量の140,400mAh
  • 2Lペットボトル4本分のコンパクトサイズ
  • 持ってるだけですごく安心
  • 家の中で延長コードが必要なくなる
  • 他社製品と比べてコスパがよい
デメリット
  • 電源アダプタが大きいと2つ使えない
  • 電気代で元を取るのは難しかった
  • 廃棄は自治体まかせ

 

本記事読むことで、どんな家電が動くのか、どういう使い方ができるのかがわかります。

ポータブル電源の購入を考えてる人はぜひ最後まで読んでみてください。

りくたろ
りくたろ

結論、持っているだけで安心感がすごい!

EBL社から製品提供を受けて記事を作成しています。レビュー内容は忖度なしの本音です。

  

ポータブル電源をお探しならJackeryもチェック


Jackery(ジャクリ)は、「グリーンエネルギーをあらゆる⼈に、あらゆる場所で提供する」というビジョンのもと、防災や車中泊、キャンプ、日常節電で役立つ安全で信頼性の高いポータブル電源とソーラーパネル製品を販売。最大24kWhの超大容量モデルから965gの軽量モデルまで幅広くラインナップ。創業して12年間、全世界で販売台数400万台以上を達成し、幅広いユーザーに信頼されています。

Jackery(ジャクリ)ポータブル電源

  

 

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EBLポータブル電源500Wのスペック

 ※表は横にスクロールします

定価(税込)43,899
カラーブラック×オレンジ
サイズ(縦×横×厚さ)29.2×20.2×19.4cm
重さ6.8g
バッテリー容量140400mAh
定格出力500W (瞬間最大1000W)
出力波形純正弦波
各出力AC出力 110V±10%/60Hz
DC出力 14V/8A
USB-A出力 QC3.0/18W
USB-C出力 PD60W
ワイヤレス充電器 10W
シガーソケット出力 14V/8A
操作温度-10 ~40°C
充電時間AC電源アダプターで
6~7時間
電池リチウムイオン電池
保証1年

Amazonで出ているクーポンを使えば、約3万円に。

AC電源の出力が純正弦波なので、PCなどの精密機器も充電できます。

正弦波対応のポータブル電源は、家庭用のAC電源と同じ品質の正弦波を出力できる

      

バッテリー容量は140,400mAhと10,000mAhのモバイルバッテリーの14個分

これだけ大容量であれば、もしもの停電時も安心です。

   

外観・付属品をチェック

EBLポータブル電源500W

を紹介していきます。

  

EBLポータブル電源500Wの外観

まずは外箱からチェックしていきます。

外箱は2Lペットボトル×9本入りのケースに近いサイズ感。

側面はすべて英語。

でも安心してください。ちゃんと取扱い説明書には日本語があります。

   

反対側にはどの家電がどれくらい使えるか目安が書いてますが、これも英語です。

   

パッケージを開封してみると思った以上にていねいな梱包。

厚めの発泡スチロールにしっかりとポータブル電源が収まっていました。

   

本体は2Lペットボトル4本分のサイズ感。

正面に電源コンセントなど必要な部分が全て集約されています。

背面はEBLの企業ロゴのみのシンプルなデザイン。

 

側面には冷却ファンの排気口があります。(反対側も同じ)

使用する時にはここを塞がないように注意。

  

真上から見たところ。

中心部分は10Wのワイヤレス充電に対応します。

  

底面は四隅に滑り止めがついています。

  

本体も角ばっておらず、ぶつけても大丈夫なようにゴムでカバーされているのは、うれしいポイント。

  

持ち手も本体に付属しており、持ち運びもラクラク。

  

6.8kgの本体は、2Lペットボトル3本半分。

力に自信がない人でも、持ち運べる重さです。

  

ブラック×オレンジの外観はアウトドアに映えます。

  

   

付属品

EBLポータブル電源500Wの付属品は下記の通り。

EBL ポータブル電源 500Wの付属品

本体
ACアダプターケーブル
カーチャージャーケーブル
ソーラーチャージケーブル
取扱い説明書

それぞれチェックしていきます。

  

充電するときに一番使うであろう、ACアダプター。

サイズはわりと大きめです。

  

車のシガーソケットから充電するケーブル。

シガーソケットからでも8時間ほどでフル充電。

旅の途中で、バッテリー残量が少なくなっても、車の移動中に充電でき便利です。

  

ソーラーパネルからの充電用ケーブル。

ソーラーパネルは付属していないため、別途購入が必要です。

▼EBLからソーラーパネルも販売されています

  

取扱い説明書も日本語で書いてあるので、すぐに使い方を確認できます。

  

EBLポータブル電源500Wの使い方

まずはモバイルバッテリーに充電していきます。

ちなみに届いた時はバッテリー残量0でした。

   

ACアダプターを電源コンセントにさし、反対側をバッテリーの「IMPUT」へ。

これで充電スタート。

1時間で17~18%ほど充電できたので、取り扱い説明書どおり6~7時間でフル充電できます。

        

ポータブル電源を使う時は「POWER」ボタンを押します。

ディスプレイでバッテリー残量や出力状況が確認できます。

 

バックライトもついているので、暗いところでも視認性バツグン。

どれぐらい出力しているかも、ひと目で把握できます。

 

「LIGHT」ボタンを押せば上部のライトが光ります。

非常時のランタン代わりとしては十分な明るさです。

「LIGHT」ボタンを2回続けて押せばSOSモードとなり、点灯しながら光ります。

  

DC出力端子やシガーソケット使用する場合はDCボタンを長押しします。

  

USB-A・USB-Cを使用する場合はUSBボタンを長押し。

本体上面のワイヤレス充電を使用する場合も、このUSBボタンをオンにします。

 

USB-Aは18Wの急速充電に対応。

USB-CのPD60Wなら、ノートパソコンにも給電できます。

  

家電を使用する時に一番使用するAC出力。

純正弦波なので家電も問題なく使用できます。

ただし60Hzのみ対応なので、50Hzのみしか対応しない扇風機などは性能が変化することがあり注意が必要です。

50Hzと60Hzの違いで使えない家電はほとんありませんが、気になる方は下記のジョーシンHPを参考にしてみてください。。

参考:電気の周波数について:ジョーシンウェブ

 

使用時の注意点

バッテリーの劣化や火災の原因となる可能性があるため、高温の車内に放置しないようにしましょう。

また3か月に1度は充電し、充電容量の維持・確認が大切です。

ちなみに自然放電で少しずつバッテリー容量が減っていくのかと思いましたが、電源Offにして1週間様子をみたところ、バッテリーの減りは全くありませんでした。 

  

どんな家電が動かせるのかやってみた

EBLポータブル電源500Wで実際にどんな家電を動かせるのか試してみました。

まずはサーキュレーター。

これぐらいなら余裕で動きます。「強」で動かしても消費電力は40Wほど。

10時間ぐらい使えます。

  

扇風機も余裕で動かせます。

サーキュレーターと同じように「強」で40Wほどでした。

 

ノートパソコンにモニターをあわせても大丈夫。

計40W~50Wほどだったので、7~8時間はポータブル電源のみで動かせます。

急な停電で納期に遅れそうなときも、EBLポータブル電源500Wがあれば大丈夫。 

   

ドライヤーは冷風のみ使用できました。

温風にすると安全装置が働き、ポータブル電源の電源が落ちました。

消費電力の高い家電を使用したときも、動作が停止するため安心です。

    

ホットプレートもやってみましたが使用不可でした。

保温の状態でも電源が落ちます。

ヘアドライヤーやプレートを使用するなら、AC電源出力が1500W以上のポータブル電源が必要です。  

    

意外に使い道がありそうだったのが、プロジェクター。

ポータブル電源とモバイルプロジェクターを組み合わせれば、どこでも大画面でゲームが楽します。

Switchとあわせても50Wほどの消費なので、7~8時間プレイできます。

アウトドアでもプロジェクターを映す場所さえあれば、スマブラ大会もできちゃう。

Wi-Fiがつながる場所であれば仲間と野外で映画鑑賞も楽しめます。

    

使用時間の目安

EBLポータブル電源500Wで、どれくらいの時間使用できるのかの目安は下記のとおりです。

ノートPC20W:20時間
テレビ32インチ 60W:7時間
加湿器15W:29時間
扇風機中風 30W:14時間
スマホ5000Ahで充電25回分
Switch充電27回分
電気毛布60W:7時間
ポータブル冷蔵庫60W:7時間

スマホの充電なら25回分もできるので、もしもの停電時も安心。

夏には扇風機、冬には電気毛布もひと晩であれば使えます。

りくたろ
りくたろ

停電時のポータブルバッテリーとしてちょうどいい容量だね

  

実際に使ってわかったメリット

EBLポータブル電源500Wを実際に使ってわかったメリットを3つ紹介します。

  

持ってるだけですごく安心

EBLポータブル電源500Wが家にあるだけで、安心感がめっちゃくちゃあります。

毎年のように日本の各地で大雨や台風による停電が起こります。

電気が使えなくなると、ほんの数時間でもたいへん。

そんなときに限り、ちょうどスマホのバッテリーがごくわずかだったら…

EBL ポータブル電源 500Wがあればスマホを25回分も充電できるし、 真夏の夜でも扇風機であれば使えます。

とくに妻が心配性なので、家にあるだけで安心につながっています。

りくたろ
りくたろ

アウトドアでほとんど使用しなくても、役に立つ!

 

家の中で延長コードが必要なくなる

EBLポータブル電源500Wが家にきてから、家のなかで延長コードが必要なくなりました。

  

家具の配置換えで、家具にふさがれて使えなくなってしまうコンセントってありませんか?

寝室のコンセントがベッドで隠れてしまって、スマホの充電は少し離れたところに。

ところがEBLポータブル電源500Wのおかげで、スマホの充電がベッドサイドで簡単にできるように。

モバイルバッテリーなら2回ほど充電すれば、また充電しないといけない面倒くささがありますか、ポータブル電源なら何回充電しても全然気にならない。

 

照明などちょっとした家電などを使う時にもめっちゃ便利。

YouTubeを撮影する時は、照明器具を使用するために延長コードを使ってましたが、ポータブル電源がきてからは配線もすっきり。

雛人形、クリスマスツリーなどのイルミネーションを飾るときも延長コードの必要がなく、配線もごちゃごちゃしません。

りくたろ
りくたろ

アウトドアしなくても、めっちゃ便利した

 

  

他社製品と比べてコスパがよい

※表は横にスクロールします

ポータブル電源実勢価格バッテリー容量

EBLポータブル電源500W
29,899円140,400mAh/519w

Anker 535 Portable Power Station
54,900円160,000mAh / 512Wh

Jackery ポータブル電源 400
49,300円112,200mAh/400Wh

Jackery ポータブル電源 708
67,600円191,400mAh/708Wh

BLUETTI ポータブル電源 600W
26,800円72,648mAh/268Wh

EBLポータブル電源500Wは他のポータブル電源と比べてもコスパGoodです。

ほかの同じくらいの容量のポータブル電源と比べても価格が2/3ほど。

  

「でもEBLって聞いたことない、どこの国?」という人も多いと思います。

EBLは中国の電池メーカー。

とはいえ、ちゃんとPSEマークを取得

PSEマークとは、その電気製品が電気用品安全法で定められた安全規格を満たしていると証明するマーク

  

アウトドアでハードユースというのではなく、いざという時の備えがメインであれば、安いに越したことはありません。

EBLポータブル電源500Wを使っていても、安全性で不安に思ったこともないし、コスパ最高です。

   

実際に使ってわかったデメリット

EBLポータブル電源500Wを実際に使って感じたデメリットは下記のおとり。

  

電源アダプタが大きいと2つ使えない

EBLポータブル電源500Wでは、AC電源アダプタの形が大きめだとコンセントに1つしかさせません。

このあたりは、コンパクトサイズなポータブル電源なので仕方のないところ。

とはいえ出力が500Wとそこまで大きくないので、AC電源アダプタを2つ使用するシーンもあまりないはず。

りくたろ
りくたろ

SwitchなどUSBでも給電できるものは、USB出力で代用すればいいね

  

電気代で元を取るのは難しかった

夜間の安い電気で充電しておき、日中に使えば得になるんじゃないかなと考えましたが、電気代でEBLポータブル電源500Wの元を取るのは難しいです。

夜間の電気代が17円/1 kw、日中の電気代が39円/1 kw。※我が家のプランの場合

なので519wh(0.519kwh)を夜間電力で充電し、日中に使えば約11円得になります。

とはいえ11円/回で本体代の3万円の元を取ろうと思うと、2727回充電する必要が。

毎日充電して約7年半。あまり現実的ではないです。残念。

 

廃棄は自治体まかせ

ポータブル電源を購入したあとに問題となるのが、廃棄方法。

モバイルバッテリーより処分するのがめんどくさい

Anker・Jackeryは無料回収をしていますが 、EBLはメーカーによる回収はありません。

取扱説明書にも廃棄は自治体の問い合わせてくださいとのこと。

自分の住んでいる自治体に問い合わせしてみたところ、ポータブル電源の処分はやってないみたいです。

業者に有償処分してもらうとなると5,000円ぐらいかかる可能性が。

EPSマーク付きポータブル電源はメルカリで取り扱いOKなので、不要になったときに状態が良ければ、メルカリで販売がいいかもしれません。

   

EBL500はこんな人におすすめ

   

EBLポータブル電源500Wがおすすめな人は下記のとおりです。

  • もしもの停電のために安価なポータブル電源を用意しておきたい
  • ドライヤーなど消費電力の大きな家電を使う予定はない
  • モバイルバッテリーだけではもの足りず、ACアダプタの家電も使いたい

キャンプなどのアウトドアをほとんどしなくても、ポータブル電源としては3万円と安価なので、停電時の不安が大きいようなら持っておくだけで心強いです。

   

EBLポータブル電源500Wレビュー まとめ

本記事では、EBLポータブル電源500Wをレビューしました。

実際に使ってみてわかったメリット・デメリットは下記のとおり。

メリット
  1. 大容量の140,400mAh
  2. 2Lペットボトル4本分のコンパクトサイズ
  3. 持ってるだけですごく安心
  4. 家の中で延長コードが必要なくなる
  5. 他社製品と比べてコスパがよい
デメリット
  1. 電源アダプタが大きいと2つ使えない
  2. 電気代で元を取るのは難しかった
  3. 廃棄は自治体まかせ

現代社会は、スマートフォンをはじめ電力に依存しています。

停電になったときのことを考えると、ゾッとするよね…

 

突然の停電になっても、EBLポータブル電源500Wがあれば家族も安心。

安くはない買い物ですが、1度購入すれば5年以上は使用できます。

EBLポータブル電源500Wで、もしもの停電時の備えをしておきませんか?

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