SOUNDPEATS Capsule3 Pro Plus レビュー│MEMSドライバーがもたらす新次元の音楽体験

高音質なワイヤレスイヤホンに次々と採用されている、いま話題のMEMSドライバー

しかしMEMSドライバーを搭載すると価格が高くなりがちに。

そんな中、高音質かつリーズナブルな価格を実現したのが「soundpeats capsule3 pro+」。

重量わずか5gの軽量ボディにMEMSドライバーを搭載し、ハイエンド機並みの音質を実現しました。

本記事では、この「soundpeats capsule3 pro+」を実際に使用して感じたメリット・デメリットを徹底レビューしていきます。

メリット
  • 話題のMEMSドライバー搭載
  • 最大45dB軽減のノイキャンで雑音をカット
  • イヤホン単体で6.5時間再生
  • 手のひらに収まるコンパクトサイズ
  • マルチポイント対応
デメリット
  • 音質を追求しない人にはコスパは微妙かも
  • 風切り音がちょっと気になる
  • ワイヤレス充電には対応しない
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SOUNDPEATS社から商品を提供いただきましたが、本音レビューしていきます!

  

 

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Capsule3 Pro Plusのスペックをチェック

機種
Capsule3 Pro Plus
イヤホンタイプカナル型
重さイヤホン片側:5g
ケース込み:48g
再生可能時間イヤホン単体:約6.5時間
ケース込み:約43時間
ドライバー構成12mmダイナミックドライバー
xMEMS ドライバー搭載
対応コーデックLDAC/SBC/ AAC
接続方式Bluetooth 5.3
ノイズキャンセリング
最大45dB低減
充電方式
充電時間
USB-C
1.5h
防水防塵IPX4
片耳モード
外音取り込み
マルチポイント
アプリ対応
(iphone/android)
定価(税込)13,800円
スペック

まずはレビューする前に、SOUNDPEATS Capsule3 Pro Plusのスペックをチェックしていきます。

SOUNDPEATS Capsule3 Pro Plusは、最新のMEMSドライバーを採用し、ハイレゾコーデックのLDACに対応

最大45dB低減させるアクティブノイズキャンセリングは周囲の雑音をしっかりカット。

マルチポイントにも対応し、スマホやPCなど2台に同時接続できます。

※ハイレゾ音源で再生するには、再生機器(スマホ)もLDACに対応している必要があります。マルチポイント使用時はハイレゾ再生できません

  

新技術 MEMSドライバーとは?

「MEMS」とは「マイクロ電気機械システム(Micro Electro Mechanical Systems)」の略で、非常に小さい部品を作る技術のこと。MEMSドライバーは、イヤホンの中で音の振動を作り出し、音楽や声を耳に届ける役割を果たしている。特徴は、小型で軽量、かつエネルギー効率が高いこと。また高音域での歪みも軽減できる。

りくたろ
りくたろ

今後、主流になってくるといわれるMEMSドライバーの音質を高コスパで体感できるのが、このイヤホンの特徴です。

   

Capsule3 Pro Plus外観レビュー

さっそく開封しながら

を紹介していきます。

  

開封レビュー

それでは開封していきましょう!

外箱を見た瞬間、通常のサウンドピースよりも高級感が漂っているのがわかります。

ちょっぴりおしゃれな外箱のおかげで、開封時のワクワク感も倍増。

   

箱を開けると、待望のカプセル3 Pro+がお目見え。

内容物は以下の通り。

SOUNDPEATS Capsule3 Proの付属品

・SOUNDPEATS Capsule3 Pro Plus
・USB-C充電ケーブル
・イヤーピース(S/M/L)
・取り扱い説明書

S/M/Lのイヤーピースがついているので、自分の耳にフィットするサイズを選べます。

   

ケースはつやを抑えたマットな仕上がりです。

実際に手に取ってみると、親指と人差し指でつかめるコンパクトなサイズ感。

ケースサイズはたて50㎜×よこ67mm×厚さ26mmで、小さめのポケットにもすっぽり収まります。

 

ケースの厚みは約26㎜

背面にはUSB-C充電口とBluetooth接続ボタンがあります。

スマホやパソコンとのペアリング時は、このボタンを長押しすれば、Bluetooth接続の待機状態に。

イヤホンケースを開けると、ランプの色で充電ケースのバッテリー残量が確認できます。

充電ケースのバッテリー残量の目安

・緑    → バッテリー残量50%以上
・オレンジ → バッテリー残量10%~50%
・赤    → バッテリー残量10%未満

  

前モデルのSOUNDPEATS Capsule3 Proと同じシンプルなデザインです。

上部にもマイクがあり、ここで検知したノイズをカットしてクリアな音質にしてくれます。

(片側に3つずつマイクを搭載)

  

イヤホンは片側5g

重量は片耳わずか5g、ケース込みでも50gと軽量。

ワイヤレスイヤホンは持ち歩くことが多いので、小さいバックやポケットに入れても邪魔にならないサイズ感がGoodです。

 

 

Capsule3 Pro Plusの装着感

実際にCapsule3 Pro Plusを装着してみました。

耳にしっかりフィットし、安定感は抜群です。

片側5gと軽量なので、重さを感じることなし。

実際に軽くランニングしてみても、外れそうになることもありませんでした。

ただ耳栓タイプのカナル型なので、ウェブ会議などで2時間ほど連続で装着してると、少し違和感を感じます。

    

Capsule3 Proの操作方法

SOUNDPEATS Capsule3 Proのイヤホン操作は下記のとおりです。 

※表はスクロールします

操作LR
音量を上げる1タップ
音量を下げる1タップ
再生/停止2タップ2タップ
次の曲へ1.5秒長押し
ANC / 外音取り込み / ノーマル1.5秒長押し
ゲーム(低遅延)モード3タップ
音声アシスタント3タップ
ペアリングモード6秒長押し6秒長押し
電話を受ける着信中に2タップ着信中に2タップ
通話拒否着信中に1.5秒長押し着信中に1.5秒長押し
通話終了通話中に2タップ通話中に2タップ
操作方法

SOUNDPEATS Capsule3 Pro Plusに物理ボタンはなく、左右のイヤホンをタッチして操作します。

タッチ感度もよく、しっかり反応してくれます。
※イヤホンから伸びた柄の部分は反応しません

L側を1.5秒長押しで、ノイズキャンセリングや外音取り込みモードに。

アプリから自分好みの操作に、簡単に変更もできます。

   

   

  

実際に使用して感じた良かったところ

それでは実際にCapsule3 Pro Plusを使用して感じた良い点を紹介してきます。

 

あらゆる音域でクセのないバランス良い音質

実際に「soundpeats capsule3 pro+」を装着して、音楽を聴いてみました。

結論から言えば、低音~高音まであらゆる音域でのバランスの良い音質と、まるでライブにいるような音の立体感が素晴らしかったです。

 

まずは、人気アニメ「薬屋のひとりごと」のテーマソングにもなった、緑黄色社会の「花になって」を聴いてみました。

サビの「花になって~」というフレーズでは、高音がのびやかで気持ちよく響きます。

繊細かつクリアな高音域の再現力はMEMSドライバーの特性が活かされているのではと感じました。

 

続いて、ワンピースの映画の主題歌にもなったAdoの大ヒット曲「新時代」。

歌い出しの「新時代はこの未来だ 世界中全部変えてしまえば変えてしまえば」というフレーズは、Adoの力強いボーカルが迫力満点に再現されています。中低音域の表現力も十分で、楽曲の持つエネルギーがしっかり伝わってきます。

 

YOASOBIの「アイドル」を聴いてみると、このイヤホンの音の立体感が際立ちます。

この曲は随所に合いの手が入るんですけど、まるでライブ会場にいるかのような臨場感を味わえます。

疾走感もしっかりと伝わり、聴いていると自然にテンションも上がってきます。

 

りくたろ
りくたろ

クセがなくなんでもハイクオリティに仕上げる印象です

  

またアプリのプリセットから音質を簡単に変更できます。

 

さらに自分でこまかくイコライザー調整でき、自分好みの音に仕上げられます。

 

    

最大45dB軽減のノイキャンはヤバかった

SOUNDPEATS Capsule3 Proは最大45dB低減するアクティブノイズキャンセリング(ANC)に対応し、周囲が騒がしい環境でも、まるで図書館にいるような状況にしてくれます。

最大風量にしたエアコンの前でノイキャンの効果を試してみました。

すると「ゴォーッ」という風の音が、ほんと不思議なくらいスーッと消えました。

ウォーキング中に使用したときも、車の騒音がほぼ聞こえなくなるくらいに消えます。

(電気自動車が近づいても気配を感じれないので、注意しましょう)

  

旧モデルのSOUNDPEATS Capsule3 Proのノイキャンより、あきらかに1段階レベルアップ。

このノイキャンがあれば、カフェで作業するときも、自分だけの世界に入って集中できます。

りくたろ
りくたろ

作業に集中するときはノイキャンは必須だよね。

   

  

最大43時間のロングバッテリー

Capsule3 Pro Plusは、ケース込みで最大43時間も再生できるロングバッテリーが特徴です。

イヤホン単体でも最大6.5時間再生でき、ZOOMでの2時間ほどのミーティングなら余裕でこなせます。

実際に1週間の間、毎日1~2時間ほど利用していましたが、1度も充電することありませんでした。

バッテリー持ちがいいと、ミーティング中にバッテリーが切れる不安もなく、ほんとストレスフリーです。 

 

りくたろ
りくたろ

充電がめんどくさいと感じる人にもピッタリだね

    

マルチポイントに対応

Capsule3 Pro Plusは、ついにマルチポイントに対応。

マルチポイントがあれば、スマホとPCの両方に接続できるんで、めちゃくちゃ便利。

たとえばパソコンでミーティングして、そのあと出かけてイヤホン使うときも、わざわざBluetooth接続の設定をやり直す必要もがありません。

このマルチポイント対応に慣れてしまうと、マルチポイントなしには戻れないやつです。

  

マルチポイントの接続方法

①1台目の機種(スマホなど)とBluetooth接続する

②一度、Bluetooth接続をOffにする

③2代目の機種(PCなど)とBluetooth接続する

④1台目の機種のBluetooth接続をOnにする

りくたろ
りくたろ

マルチポイントで接続するとハイレゾ再生はできないので注意

  

イマイチなところ

Capsule3 Pro Plusを実際に使用して感じたイマイチなところ(デメリット)は下記のとおり。

それぞれ紹介していきます。

 

音質を追及しないならコスパは微妙

作業用のBGMを聴いたり、Youtubeの流し聴きがメインの人にとって、コスパは微妙かもしれません。

サウンドピーツといえば、コスパの良さが最大の魅力。

しかし最新のMEMSドライバーを搭載したことで、価格が約13,000円までアップ。

アンダー10,000円以下の価格帯で、満足できる音質のイヤホンを求めている人にとっては、ちょっと手が届きにくくなった印象です。

コスパ重視派の人は、旧モデルのsoundpeats capsule3 proが音質も価格も満足できます。

  

風切り音は大きめ

風切り音の大きさは、価格を考えると大きめかなという印象です。

風が強めな日は、ウォーキングでオーディブルを聴こうとしても「ブォォー」という風切り音で内容が少し聞き取りにくくくなりました。

ノイキャンモードにすれば、風切り音もしっかりカットしてくれますが、外で使うと車・自転車の気配に気づきにくくなったりと、状況による使い分けが必要になってきます。

 

ワイヤレス充電には非対応

Capsule3 Pro Plusはワイヤレス充電には対応していません。

スマホやスマートウォッチもワイヤレス充電対応デバイスが徐々に増えてきており、普段からワイヤレス充電ばかりという人も多いはず。

同じような価格帯の

  • Anker Soundcore Liberty 4
  • EarFun Air Pro 4

は、ワイヤレス充電に対応しているので、がんばってほしかったかなという印象です。

ただ最大43時間再生のロングバッテリーなので、そもそも充電する機会はそんなに多くはありません。

 

    

旧モデルCapsule3 proとの比較

旧モデルのCapsule3 Proと人気のAirpods proとスペックを比較してみました。

※表はスクロールします

機種soundpeatscapcel3proplus
Capsule3 Pro Plus
Capsule3-Pro
Capsule3 Pro
airpodspro
Airpods pro
イヤホンタイプカナル型カナル型カナル型
重さイヤホン片側:5g
ケース込み:48g
イヤホン片側:5g
ケース込み:48g
イヤホン片側:5g
ケース込み:50g
再生可能時間イヤホン単体:約6.5時間
ケース込み:約43時間
イヤホン単体:約8時間
ケース込み:約52時間
イヤホン単体:約6時間
ケース込み:約30時間
ドライバー構成12mmドライバー
MEMSドライバー搭載
12mmドライバー11mm口径ドライバー
対応コーデックLDAC/SBC/ AACLDAC/SBC/ AAC SBC/ AAC
接続方式Bluetooth 5.3Bluetooth 5.2Bluetooth 5.3
ノイズキャンセリングANC
最大45dB低減
ANC
最大43dB低減
ANC
充電方式
充電時間
USB-C
約1.5h
USB-C
約1h
USB-C、ワイヤレス
約1h
防水防塵IPX4IPX4IP54
外音取り込み
マルチポイント
定価(税込)13,800円8,480円39,800円
スペック比較

旧モデルと比較すると、

  • MEMSドライバー搭載
  • ノイキャン性能アップ
  • マルチポイント対応

とスペックは上がっています。

価格が高くはなりましたが、Airpods proと比較すると、安くみえてしまうのが不思議。

iPhone使ってても、イヤホンにはコスパを求めたいって人はSound peatsありです。

   

SOUNDPEATS Capsule3 Proがおすすめな人

本記事ではSOUNDPEATS Capsule3 Pro Plusを実機レビューしました。

メリット
  • 話題のMEMSドライバー搭載
  • 最大45dB軽減のノイキャンで雑音をカット
  • イヤホン単体で6.5時間再生
  • 手のひらに収まるコンパクトサイズ
  • マルチポイント対応
デメリット
  • 音質を追求しない人にはコスパは微妙かも
  • 風切り音がちょっと気になる
  • ワイヤレス充電には対応しない

 

Capsule3 Pro Plusがおすすめな人は下記のとおりです。

  • MEMSドライバーの高音質を体感したい人
  • カフェなどで周囲の雑音を消して作業に集中した人
  • スマホ・ノートPCなど複数のデバイスでイヤホンを使う人

SOUNDPEATS Capsule3 Pro Plusは、高音質と使いやすさを兼ね備えた逸品です。

MEMSドライバーがもたらす伸びの良い高音域、コンパクトで軽量な設計、そして1.3万円という手頃な価格帯が魅力。

高級イヤホンに迫る性能と、日常使いに適した実用性を両立させた本製品は、さすがSOUNDPEATSといったイヤホンでした。

りくたろ
りくたろ

これからのスタンダートになりそうなMEMSドライバーを、コスパよく体験したいなら、これで決まり!

 

SoundPEATS(サウンドピーツ)
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