学校のプリントや子どもの作品が増えすぎ…
大切な思い出なので簡単に捨てられない
こんな風に悩んでいませんか?
子どもがいるとは、学校からのプリントや子どもの手作り作品が次々と増えていきます。
でも、思い出がつまった大切な品を処分するのは、なかなか踏ん切りがつきませんよね。
実はそんな悩みを一気に解決してくれるアイテムが登場しました。
それがスキャナーの革命児「Fancy S Pro」。
- 1秒スキャンで作業がはかどる
- 子どものプリントや作品の整理に役立つ
- 確定申告のためのレシート管理が楽
- 真上からの撮影が簡単にできる
- 写真のスキャンは期待外れ
- アプリが2つあってややこしい
- 専用マットはなくても良さそう
このスキャナーを使えば、プリントもレシートも、あっという間にデジタル化できます。
しかも1秒でスキャンできるから、作業の効率がグンとアップ。
この記事では、Fancy S Proのを実際に使用してわかったメリット・デメリットを徹底的にレビューしていきます。
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Fancy S proのスペック
まずはFancy S proのスペックを紹介していきます。
機種 | Fancy S pro |
---|---|
カラー | ブラックのみ |
重さ | 590g ケース込み:730g |
サイズ | たて294mm × よこ65mm × 奥行き80mm |
スキャン速度 | 1秒/枚 |
カメラ | 1,200万画素 1/3.1 CMOSセンサー |
ビデオ撮影 | 4K:15fps 1080p:60fps |
ファイル形式 | 画像:JPG/TXT/TIFF/BMP 文章:DOCX/XLSX/PDF 動画:MP4/AVI |
最大スキャンサイズ | A3サイズまで |
接続 | USB Type-A(2.0) USB Type-C変換アダプタ付属 |
対応OS | win7/8/10/11 mac OS 10.13以上 |
そのほか | 内蔵マイク搭載 ライト搭載(3段階) オートフォーカスあり |
製品保証 | 1年間 |
定価(税込) | 24,860円 |
カメラは1,200万画素で、オートフォーカスがありピンボケすることもなし。
ライトもついており、明るく撮影できます。
またスキャンした画像からワ、ードやエクセルへの文字起こしも可能です。
Fancy S proの外観レビュー
それではさっそく外観をレビューしていきます。
それではFancy S proを開封していきます。
おしゃれなテープカッターが付属しています。
ただプラスチック製のテープカッターなので切れ味は正直、微妙です。
外側の段ボールを開封すると、Fancy S proが登場。
発泡スチロール製のケースになっています。
CZUR(シーザー)というロゴ入り!
ケースには、Fancy S pro本体がピタリと収納されていました。
Fancy S proの内容物は下記のとおりです。
・Fancy S pro本体
・USB-C変換アダプタ
・取扱い説明書
重さをはかってみると572g。
ちょうど600mlのペットボトル1本分なので、持ち運びにも適しています。
続いて専用フォルダブルマットを開封してきます。
開封すると4つ折りになったオシャレなハードマットが登場。
素材は合成皮革のPUレザーで上質な手触り。
ここにもCZURのロゴが入ってます。
裏面はベロア素材で、A4などの紙のサイズをピッタリ合わせられるように目印がついてます。
A4用紙を置くとこんな感じ。
A3サイズまで対応します。
専用マットの重さは350g。
本体とあわせても1㎏弱の重さなので、持ち運びもラクラクです。
Fancy S Proのサイズは、たて294mm × よこ65mm × 奥行き80mm。
スキャナーがこのサイズ感ってすごくないですか。
コンパクトかつシンプルなデザインなので、机の上に出しっぱなしでも邪魔になりません。
パソコンとつなぐコードは抜き差しできない仕様です。
USB-Cで接続する際は付属の変換アダプタを使用します。
裏面の四隅には、滑り止めがついているので、Fancy S Pro本体もしっかり固定されます。
アームを真横に伸ばすと、たて293mm× よこ265mmとなります。
第1関節部分は0°~160°で可動するため、ほぼ真上の位置まで撮影できます。
第2関節は0°~90°で可動。
止めたい位置にピタッと止まります。
第3関節は10cm伸び縮みします。
カメラにオートフォーカスはありますが、ズーム機能はないため、この伸び縮みを使って被写体とカメラの距離を調整します。
カメラの下にはライトあり、強/中/弱/OFFに設定できます。
カメラの裏側にコントローラーがあります。
操作ボタンでできることは下記のとおり。
- 画像を90°回転
- 画像を180°反転
- ライトの明るさ
- 露出の調整
- オートフォーカス切り替え
Fancy S proの使い方を紹介していきます。
使い方は簡単で、
- ソフトウェアをダウンロード
- パソコンに接続する
これだけでスキャンできるようになります。
- CZUR Visualizer(カメラ機能)
- CZUR Fancy Win・macOS (スキャン機能)
2つのソフトウェアアプリをダウンロードします。
ダウンロードしたソフトウェアを立ち上げ、Fancy S proをパソコンに接続します。
これでスキャンできるようになります。
どちらのアプリでもスキャンできますが、違いは下記のとおり
- 動画撮影ができる
- 手書きでマーカーなどを引きける
- ZOOMで手元資料を見せながらの説明に便利
- スキャンがメイン
- 湾曲した本の補正、裏表を一つのファイルに結合もできる
- ワード、エクセルに文字起こしで出力できる
どちらも日本語に対応しており、直感的に操作できます。
それではFancy S proを使って撮影した作品例を紹介していきます。
10㎝まで接写できるので、お札の細かい表現も再現できています。
両開きの本を、湾曲補正で撮影してみました。
違和感なく補正できている印象です。
レシートのスキャンは文字がはっきり写るので、何を買ったのかすぐにわかります。
国語のプリントをスキャンして、文字起こししてみました。
もとのプリントの字がはっきりしているものなら、文字起こしの精度も申し分なし。
PTAなどの案内状で紙媒体しか残ってない場合でも、Fancy S proで撮影し、文字起こしすれば、すぐに作成できそうです。
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実際に使ってわかったメリット
使用して感じたメリットを紹介していきます。
スキャン作業って意外に時間がかかるんですよね。
今まではキャノンの複合機のスキャナーを使っていましたが、正直めっちゃ遅いです。
紙を1枚ずつセットして、スキャンが終わったらまた取り出して…という作業の繰り返し。
実際に測ってみたら、1枚スキャンするのに10秒ほどかかっていました。
これを大量の書類となると、ほんと時間がかかって大変。
でもFancy S Proなら、机の上に書類を置いて、たった1秒でスキャンが完了。
※スキャン後にバックグランドで画像処理の時間が5秒ほどありますが、どんどんスキャンできます
複合機のスキャナーと比べると、実際の作業時間は1/4以下に短縮できます。
「手めくりで自動撮影」にすれば
書類を置き換えていくだけ!
たくさんの書類をスキャンする必要がある人にとって、Fancy S Proの高速スキャンは本当に神レベル。
スキャンにかかる時間が大幅に削減できるので、他の大切な仕事に集中できます。
学校から配られるプリントや、子どもが一生懸命に描いた作品が毎年のように増えていくので、収納スペースに困っている…。
子どもがいる家庭なら、こんな風に悩みますよね。
そんな時は、Fancy S Proで学級通信などのプリントをスキャンし断捨離。
子どもの成長記録として残しておきたい作品も、スキャンするだけでデジタルデータに変身。
年々増える一方のプリントや作品の山も、Fancy S Proを使えばスッキリ解消!
大切な思い出はデータとして残しつつ、家の中はいつでも片付いた状態をキープできます。
確定申告の時期になると、溜め込んだレシートを目の前にしてうんざりしますよね?
バラバラになっているレシートを、1枚1枚確認しながら書類を作る作業は、すっっごくめんどう。
でも、Fancy S Proを使えば、紙のレシートも簡単に電子データで保存できるように。
※紙レシートも電子データで保存が認められています
しかも、Fancy S Proは1秒でスキャンできるので、大量のレシートもあっという間にデジタル化できます。
スキャンしたレシートは、月ごとにフォルダを作ってまとめておくのがおすすめ。
こうしておけば、「あの高額レシートどこだっけ?」と探し回ることもなくなります。
Fancy S Proのおかげで、確定申告が今から楽しみです(違うw
「真上から撮影したい」ときって、いざやろうとすると、なかなかうまくいかないもの。
スマホを三脚に固定しても、真上からの角度を出すのは至難の業。
でもFancy S Proのアームは自由自在に動かせるので、撮りたい角度でビタ止め。
Zoomなどのオンライン会議で、手元の資料を見せながら説明したい時なんかに、めちゃくちゃ便利。
ショート動画などで、イラスト制作の過程を撮影するのにも最適です。
Webカメラは持っているので、Fancy S ProをWebカメラとして使うニーズはあまりないんですけど、真上から撮影したい時は、マジで使えます。
イマイチなところ
Fancy S Proを使って感じた、イマイチだったところを紹介していきます。
小学校の行事などで販売する写真って、いまだにデータでは売ってくれないので、写真も年々増えていくんですよね。
そんな写真の整理にもFancy S Proが使えるかな?と思い、試してみました。
しかし正直なところ、写真のスキャンにはちょっと厳しかもという感じ。
少し粗くなって、写真のディテールが損なわれてしまいます。
また写真のような光沢のある素材は、ライトの反射が起こりやすく、きれいにスキャンするのが難しいのも事実。
ライトを消せば反射は抑えられますが、今度は写真が暗くなりすぎてしまう。
室内が自然光で明るいか、サイドからライトを当てる必要があります。
Fancy S Proは、プリントやレシートのスキャンには優秀ですが、写真の電子データ化が主な目的の方には、あまりおすすめできません。
Fancy S Proには「CZUR Visualizer」と「CZUR Fancy」という2つのソフトウェアアプリがあるんですよね。
Visualizerはカメラ用、Fancyはスキャン用と役割が分かれています。
でも実際には、どっちのアプリでもスキャン機能は使えるんですよね。
違いは、動画撮影ならVisualizerで、歪み補正機能つきなどのスキャンはFancyという点。
慣れるまでは、「あれ、開いたのは違うアプリだった」なんてことも。
なぜアプリが2つなったのか経緯はわかりませんが、ユーザー目線で考えると、1つのアプリにまとめてくれた方がシンプルで使いやすかったかなと感じました。
Fancy S Proを購入する際、専用のスキャンマットもセットで揃えたくなりますよね。
でも必須アイテムなのかといわれると、そうでもない印象でした。
マットの表面はしっかりしていて、四つ折りにコンパクトに収納できる点はとっても魅力的。
ただ3,300円(税込)は、ちょっと高めです。
実際にFancy S Proを使ってみると、専用マットがなくてもしっかりスキャンしてくれます。
(デスクが真っ白とかでない限り大丈夫そう)
なのでAmazonなどで売っている安価なデスクマットでも代用できそうです。
もちろんマットもCZURで揃えると、テンション上がるのは間違いないんですけど、予算に限りがあるなら、マットは後回しでいいかなと思います。
レビューまとめ こんな人におすすめ
本記事ではFancy S Proをレビューしました。
学校のプリントや子どもの作品、領収書などの書類を、驚くほど簡単にデジタル化できる点が最大の魅力。
高速スキャンで作業時間を大幅に短縮でき、スキャンした書類はコンパクトに保管できるので、整理整頓に役立ちます。
- 子供のプリントを断捨離したい人
- 確定申告のレシートがごちゃごちゃな人
- 真上からの画角でよく撮影する人
- 省スペースで持ち運びできるスキャナーがほしい人
Fancy S Proは、紙の書類を電子化して整理したい人におすすめのスキャナーです。
年々たまってく子供のプリントや作品の置き場所に困っている人は、Fancy S proで断捨離してみませんか?
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