こんにちは、スマートウォッチ10本以上もっている、りくたろです。
格安スマートウォッチは、なんとなく怪しいイメージがありますよね。
予算5,000円くらいだと、なかなかいいスマートウォッチが見当たらない…
そんな格安スマートウォッチの価格帯に、スマホで有名なOPPOのサブブランドから独立した「Realme」が参戦。
5,000円台のスマートウォッチ「Realme band2」を発売しました。
RealmeはOPPOから派生したブランドということもありクオリティも高く、すでに世界61か国の市場に進出。
予算5,000円でスマートウォッチの購入を考えているなら「Realme band 2」は間違いなく候補の1つになります。
今回はそんな「Realme band 2」を実機レビューしていきます。
日本ではまだ知名度がありませんが、Realme band2は地味な優等生でした。
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Realme band 2のスペック紹介
価格(税込) | 5,880円 |
サイズ(縦×横×厚さ) | 45.9×24.7×12.1mm |
重さ(ストラップ含む) | 27.3g |
ベルト素材 | 熱可塑性ポリウレタン |
ディスプレイ | 1.4インチ TFT液晶ディスプレイ |
解像度 | 167×320 |
ウォッチフェイス | 約50種 |
常時表示 | なし |
バッテリー容量 | 204mAh |
充電時間 | 約1時間 |
バッテリー持続時間 | 6日間(ハードな使用) 最長12日間 |
健康モニタリング | 24時間心拍モニタリング 睡眠モニタリング 血中酸素濃度(SpO2) 座りすぎ防止 水分補給リマインダー |
センサー | 心拍センサー SpO2センサー 3軸加速度センサー 装着検知センサー |
スポーツモード | 90種 |
位置情報 | GPS内蔵なし |
防水性能 | 5ATM(5気圧防水) |
通信接続 | bluetooth 5.1 |
対応システム | Android 5.1 以降 iOS 11.0 以降 |
参照:Realme公式サイト「Realme band2」
カラーはグレーの一色のみ。
Realme band 2は5000円台の価格ながら、プールで使用できる5ATMの防水機能、SPO2まで測定でき、スマートウォッチでやりたいことがひと通りできます。
Realmeの知名度はまだ低くく、Realme band 2なら他の人と被ることもありません。
Realme band 2の付属品・外観をチェック
Realme band 2の付属品や外観をチェックしてくよ。
Realme band 2 に入っているものは下記の3点です。
・Realme band 2本体
・充電器
・取扱説明書(日本語)
Realme band 2の「開封」動画もあるので、ぜひチェックしてみてください↓
マグネット式充電器ケーブルの長さは約50cm。
充電はUSB Type-Aで、スマホの充電アダプターやパソコンから充電できます。
Realme band 2の取り扱い説明書は日本語のみ記載。
日本語なのでスマホとの連携方法などもサクッと確認できます。
Realme band 2のボディは約46.0mm×29.7mm。
縦の大きさは1円玉2つ分ほど。
液晶ディスプレイがフチにそって湾曲しており、チープな印象はありません。
Realme band 2のサイドに物理ボタンはありません。
Realme band 2の厚みは10.6mm。
11mmを切っており、スマートウォッチとしては薄めの設計です。
背面の上部には充電端子、中央には光学式心拍センサー・SpO2センサーがあります。
Realme band2本体の重さはベルトを含めても27g。
腕時計をする習慣がない人がつけても、違和感のないくらいの軽さです。
Realme band 2を腕に着けてみるとこんな感じ。
軽量のため、運動時や睡眠時のモニタリングをしてもウォッチの重さが気になることもありません。
メールチェックもできます。
LINE・メールは20文字ほど表示されるので、スマホをみなくても内容がほぼ伝わります。
Realme band 2は物理ボタンがありませんが、ディスプレイの下部にホームボタンがあります。
ここをタッチするとディスプレイがONに。
ディスプレイの中心をタップしても、画面は表示されないので注意が必要です。
Realme band 2のバンドは、ピンで固定するタイプ。
Amazon・楽天などで売っている腕時計用の18mm交換用バンドに対応。
ファッションにあわせて気軽にバンドを交換できるため、デザインに飽きることもありません。
Realme band2の外観をチェックした動画はこちらを参考にどうぞ↓
Realme band 2の充電は、マグネット式。
バンドをはずす必要もなく、充電ケーブルの端子をカチッとつけるだけ。
マグネットでしっかり固定されて、ウォッチが多少動いてもはずれることはありません。
実際に0%→100%まで約1時間でフル充電でき、1週間以上バッテリーが持ちます。
Realme band2を充電する様子はこちらの動画を参考にどうぞ↓
日本版Realme band 2は「技適」を取得済み。
技適マークがついてない無線機を使用すると電波法にひっかかる場合がありますが、日本版であれば技適マークがついるため安心です。
「Realme Link」でスマホと連携
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Realme band2をスマホと連携するには、アプリ「realme Link」を使用します。
Androidスマホだけでなく、もちろんiPhoneにも対応。
「realme Link」のヘルスケア管理画面です。
ここから各項目をタップすることで、詳細をチェックできます。
睡眠モニタリングはレム睡眠の時間までわかり、睡眠の質まで把握できます。
どの通知を受け取るかをアプリごとに設定。
Realme band2をスマホとBluethooth接続していれば、LINE・メール通知をウォッチで確認できます。
realme Linkでは、Google Fitへの同期も簡単。
「マイページ」→「設定」→「外部サービスとのデータ同期」で、Google Fitとすぐに連携できます。
ウォッチフェイスも「realme link」から変更します。
Realme band2のウォッチフェイスは約50種。
ウォッチ本体には5種類までウォッチフェイスを保存できます。
Realme band2のウォッチフェイス(文字盤)のデザイン50種類はこちらを参照ください↓
>>youtubeショート動画でRealme band2のウォッチフェイスをみてみる
スマホで撮った写真もウォッチフェイスにできるよ。
Realme band 2 できること・できないこと
Realme band 2でできることは下記の通り。
- 心拍数モニタリング
- 睡眠モニタリング
- 血中酸素濃度(SpO2)測定
- ストレスチェック
- 運動時の消費カロリーチェック
- スマホの着信・メール確認
- 天気
- アラーム・ストップウォッチ・タイマー
- 懐中電灯
- スマホの音楽再生を操作
- スマホカメラのシャッター操作
- スマホを探す
- 水分補給リマインダー
LINE・メール通知をスマホをかばんから出すことなく、スマートウォッチで確認できます。
スポーツモードも90種類あり、さまざまなトレーニングに対応。
心拍数だけでなく、どれだけ血中に酸素を取り込めているかをみるSpO2(血中酸素飽和度)もチェックもできます。
Realme band2で実際にSpO2を測定してみた様子はこちらの動画を参考にどうぞ。
Realme band 2でできないことは、下記の5点です。
- スマートウォッチでの音声通話
- スマートウォッチへの音楽保存
- 常時表示
- スマートウォッチのみでのGPS測定
- Suicaなどの電子決済
- ワイヤレス充電
Realme band 2では、電子決済(paypay・suicaなど)やワイヤレス充電に対応していません。
またディスプレイの常時表示機能もありません。
GPS内蔵がないためワークアウトで位置情報を記録するときには、スマホを携帯する必要があります。
使用して感じたイマイチなところ
Realme band2を使用して、イマイチだと感じたのは下記の3点です。
- ランニングで1kmごとのラップが出せない
- ウォッチフェイスがちょっとチープ
- 明るさ自動調整機能がない
Redlme band 2ではランニングやウォーキング時に1kmごとのラップが表示されません。
GPS内蔵でないため、マップ上に位置を記録したいときはスマホを携帯する必要があります。
ただスマホのGPSを使ってランニングコースを記録しても、1kmごとのペースは記録されません。
スマホのGPSを使用しており、位置情報は正確です。
ただペースはマップ上に色で反映されているだけで、ワークアウト全体の「平均ペース」しかわかりません。
トレーニングで1kmごとのペースを把握したい方は少し不満かもしれません。
ウォッチフェイスは50種類ありますが、デザインがちょっとチープな印象。
ファッショナブルな若者をターゲットにしているブランドなので、もう少しスタイリッシュな文字盤があってもいいかなと感じます。
とはいえRedlme band 2は常時表示機能もなく、文字盤を他人に見られることもほぼありません。
どんなウォッチフェイスがあるか気になる方は下記の動画をチェックしてみてください。
>>Realme band2の50種の文字盤をyoutubeでチェックしてみる
ディスプレイの明るさ自動調節機能はRealme band2にはありません。
明るさ自動調節機能があると、日光にあたるところではディスプレイが明るくなり、暗い部屋の中ではディスプレイが暗くなったりと画面が見やすくなります。
Realme band2は明るさ自動調節機能がないため、手首を傾けて画面がオンになっていると寝室でディスプレイがまぶしく感じることも。
明るさ調整するときは、ホーム画面から右スワイプして変更する必要があります。
使用して感じたGOODポイント
Realme band 2を使用して感じたGOODポイントは下記のとおりです。
- 目立った特徴はないが優等生
- 余裕で1週間持つバッテリー
- SpO2測定・ストレスチェックもできる
Realme band 2を2週間使ってみた感想は「目立った特徴はないが地味に優等生」。
Realme band 2はこれと言ってほかのスマートウォッチと差別化できるポイントが見当たりません。
逆に言うと他のスマートウォッチでできることを5,000円台の価格で実現しています。
Realme製品を初めて使用しましたが、思ってた以上に優等生でRealmeファンになりました。
クラスに必ずいた、あまり目立たないけど優等生なヤツです。
Redlme band 2のバッテリーは余裕で1週間持ちます。
- リアルタイム(5分ごと)の心拍数測定
- 座りすぎリマインダーON
- スマホからの通知ON
- 手首をかえして画面ON
- アラーム設定 1日3回
上記のようにRedlme band 2の機能をほぼフル使用すると、1日あたり10~15%ほど消費し、約7日間持ちました。
手首をかえしてディスプレイONをやめるだけで、バッテリー持ちは約10日に。
1週間以上バッテリーがもつと、平日にバッテリーがなくなるかもと不安になることもありません。
バッテリー持ちがいいと充電のストレスがないよね。
Realme band2はSpO2測定やストレスチェックもできます。
1万円以下のスマートウォッチでもSpO2測定できる機種も増えてきましたが、さすがに5,000円台の価格でできる機種はまだ多くありません。
SpO2測定やストレスチェックは常時モニタリングではありませんが、自分の体調が気になるときにチェックできるとやっぱり便利です。
実際にRealme band2でストレスチェックをしてみた動画はこちら↓
Xiaomi「mi band 6」との比較
機種 | realme band 2 | mi band 6 |
価格(税込) | 5,880円 | 5,990円 |
サイズ | 45.9×24.7×12.1㎜ | 47.4×18.6×12.7㎜ |
重さ(ベルト含む) | 27.3g | 24g |
ディスプレイ | 1.4インチ TFT液晶 | 1.56インチ 有機EL |
解像度 | 320×167 | 486×152 |
常時表示 | なし | なし |
ウォッチフェイス | 約50種 | 約100種 |
バッテリー容量 | 204mAh 実測6日間 | 125mAh 実測5日間 |
防水 | 5ATM | 5ATM |
スポーツモード | 90種 | 30種 |
GPS内蔵 | なし | なし |
明るさ自動調節 | なし | 〇 |
SpO2測定 | 〇 | 〇 |
ヘルスモニタリング | 心拍数モニタリング 睡眠モニタリング | 心拍数モニタリング 睡眠モニタリング |
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同じ5,000円台のスマートウォッチであるXiaomi「mi band 6」と比較してみました。
カジュアルなファッションにあわせることが多いなら、スクフェアなデザインのRealme band2がおススメです。
楕円形ディスプレイのmi band 6はスポーツシーンに特化したデザイン。
主にスポーツ時に使用するのであれば、明るく鮮やかな有機ELディスプレイ、明るさ自動調節機能のあるmiband6がおすすめ。
mi band6の実機レビュー記事も書いているので、気になる方はあせて読んでみてください。
>>【日本版Mi スマートバンド6:レビュー】たった13gに機能が凝縮
Realme band 2レビューまとめ
今回は5,000円台のスマートウォッチ「Realme band 2」をレビューをしました。
Realmeのスマートウォッチを初めて購入しましが、思ってた以上にクオリティが高く、いい意味で期待を裏切られました。
Realme band2はデザインや機能面でも目立った特徴はありませんが、5,000円台でスマートウォッチでやりたいことがひと通りできる地味だけどクオリティの高い機種です。
- 5,000円の予算でスマートウォッチがほしい
- スマートウォッチ生活を試してみたい
このような方にRedlme band 2はおすすめの機種です。
まだ日本ではあまり知られていないRealmeの今後の可能性を感じさせるスマートウォッチでした。
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